2017年9月6日水曜日

労基法改正審議(平成29年9月4日) 次回分科会で一本化の要綱を提示へ

労基法改正 次回分科会で一本化(上限規制+高プロなど)の要綱を提示か

 前回(先月30日)の会合で、労働基準法改正について、働き方改革の柱である「時間外労働の上限規制」と、高収入の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の導入などを一本化する方針を表明。
 
 今回の会合では、荒木分科会長(東大教授)が、厚生労働省に、次回(今月8日)の分科会で労働基準法改正を含む「働き方改革関連法案」の要綱を示すよう求めたとのことです。
 
 厚生労働省の方針
 連合(日本労働組合総連合会)が今年7月に安倍首相に要請した修正内容(※)を反映した要綱を提示する方針であるという報道がされています。
※連合が修正を要請したのは、「高度プロ」について年間104日以上の休日取得を義務化する。裁量労働制の対象を営業職全般に拡大しないことを明確にするなど、でした。
 その後、組織内の反対で撤回された経緯がありますので、「連合などの労働者代表委員の納得を得られるのか」が今後の動向に注目です。

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