2017年10月6日金曜日

介護人材のキャリアパスに関する報告書を公表

 厚生労働省から、今月4日、「介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの実現に向けて」という報告書が公表されました。 この報告書は、「社会保障審議会 (福祉部会福祉人材確保専門委員会)」が取りまとめたものです。

  「地域包括ケアシステム」の構築に、必要となる介護人材の確保のための具体的な方策が必要とし、
⇒平成27年2月「2025年に向けた介護人材の確保~量と質好循環立に向けて」
⇒平成29年10月「介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの実現に向けて」を作成しました。
求められる介護福祉士像として
下記の11項目と高い倫理性の保持を要求しています。
 1. 尊厳と自立を支えるケアを実践する 
 2. 専門職として自律的に介護過程の展開ができる 
 3. 身体的な支援だけでなく、心理的・社会的支援も 展開できる
   4. 介護ニーズの複雑化・多様化・高度化に対応し、 本人や家族等のエンパワメントを重視した支援 ができる 
   5. QOL(生活の質)の維持・向上の視点を持って、 介護予防からリハビリテーション、看取りまで、 対象者の状態の変化に対応できる
   6. 地域の中で、施設・在宅にかかわらず、本人が 望む生活を支えることができる
   7. 関連領域の基本的なことを理解し、多職種協働 によるチームケアを実践する 
   8. 本人や家族、チームに対するコミュニケーション や、的確な記録・記述ができる 
   9. 制度を理解しつつ、地域や社会のニーズに対応できる
   10. 介護職の中で中核的な役割を担う 社会の変容や制度改正等 
           +高い倫理性の保持
○概要

○報告書


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