2017年9月29日金曜日

厚生労働省関係の主な制度変更(平成29年10月)

厚生労働省関係の主な制度変更についてまとめました。

 
 育児・介護休業法の改正(育児休業の期間の見直しなど)と、地域別最低賃金の改定には注意が必要です。
 育児・介護休業法の改正については、就業規則(育児・介護休業規程など)の改定が必要となります。
 地域別最低賃金の改定については、パートさんなどのお給料に最低賃金割れがないか、新たな最低賃金額(時給で表示)に照らして確認する必要があります。
  厚生年金保険料率の引上げ(平成29年10月支払分より )
  • 厚生年金保険料率は平成29年9月以降の月分から0.118%引上げ(9月分~18.3%)
    (これをもって厚生年金保険料率の引上げは終了)
  • 平成29年保険料額表はこちら 

  • 育児・介護休業法の改正施行(平成29年10月1日 )
  • 育児休業期間を「最長2歳まで」延長。
  • 育児休業・介護休業等に関する定めを周知する努力義務の創設。
  • 休暇制度を設ける努力義務の創設。
  • 平成29年改正法の概要はこちら

  最低賃金額の改定(平成29年9月30日以降、各都道府県で順次発効)

  • 都道府県ごとに定められている地域別最低賃金が改定される。
  • すべての都道府県で、時間額22円から26円の引上げとなる(全国加重平均額848円)。
  • 最低賃金全国一覧はこちら

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