2015年12月7日月曜日

日本には手厚い4つの社会保険制度がある


▽…病気やけがで高額の医療費がかかったり、高齢で生計費を稼げなくなったりするなど生活に変化が起こった場合に、お金やサービスなどの給付で生活を支える公的な保険制度。全国民が強制的に加入しており、給付は個人や企業が負担する社会保険料を原資に賄う。給付にかかる費用の一部を、国や自治体が負担するものもある。
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▽…社会保険は年金、医療、介護、労働の4つの分野に分かれており、職業によって加入する保険の種類が異なる。
1.正社員の3/4以上働く会社員の場合
 年金は厚生年金、医療では健康保険組合や全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入。(配偶者も被扶養者として加入)
2.自営業者の場合
 年金は国民年金、医療は国民健康保険に加入する。
3.週20時間以上働いている人
 職を失った際に失業給付などを支払う雇用保険に加入
4.すべての働いている人
 業務上のけがや病気の際に必要な給付をする労働者災害補償(労災)保険がある。
 労使から集めた保険料は労働保険の特別会計で管理し、失業や労災が起きたときに該当する労働者に支払われる。同特会からは育児休業中の給付金や、労働者のキャリアアップへの支援のためのお金も支払われている

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